ネットバンクを選ぶ1番のメリットはやはり手数料の安さです。メガバンクや都市銀行で法人口座を維持する際には月額など口座維持手数料がかかる場合がほとんどですが、ネットバンクはこの手数料が無料の場合が多いです。そのため、ネットバンクを比較検討する際には、口座開設・維持の際の手数料ではなく、振込手数料やインターネットバンキングの利用料などといった手数料を見るのが重要になってきます。 各ネットバンクの振込手数料を比較してみると、無料の銀行もあれば200円ほどかかる銀行もあり、幅が広いです。また、同行間か他行間か、振込する金額によっても手数料は変化します。加えて、銀行ごとに新規口座開設や利用状況に応じて、一定期間そのままでも安い手数料がさらに優遇されるといったサービスを設けている銀行も多いため、こちらにも注目したいところです。他にも、同じ銀行内に取引目的、取引相手別で口座を複数作れるといった銀行もあります。もちろん、これらの口座の維持手数料は無料ですし、同行間のため振込手数料も他行宛てのものよりも安くなるため経費の削減が見込めます。是非、現在利用している銀行口座の維持や振込にかかる手数料とネットバンクの手数料を比べてみて、今支払っている経費がどれほど削減できるか調べてみてください。
法人口座は、従業員の給与支払い、売り上げ金や仕入れなどの費用、保険料や税金の納付などといったように様々な目的で利用されるため、取引の数も必然的に多くなります。また、取引の際に振込を行った明細が記録されていきますが、この取引明細を照会できる期間が銀行ごとに異なっています。メガバンクや都市銀行とネットバンクを比較してみると、前者は照会可能期間が約半年~1年であるのに対し、ネットバンクは約1年~無制限とかなり長いものになっています。また、期間内は無制限に照会、保存を行うこともできます。 インターネット上に取引の詳細を長い間残しておくことができるので、振込対象を簡単に絞り込み、取引の記録を把握することができます。他にも、過去の取引において、手違いにより入金する口座を間違えてしまった、給料の未払いや誤差が見つかった、などといったトラブルがあった場合、照会期間が長ければ調査も素早く行うことができます。その上、手数料はかかってしまいますが、組み戻しもインターネット上で申請を行うことも可能です。 ネットバンクを使えば、取引明細へのアクセス・管理が容易になるため、事務や経理関係のコストを削減し、作業の効率を上げることができるようになります。